インプラント治療の後継者は?院長に聞く「10年保証が続く理由」
この記事の監修
歯学博士・国際インプラントリサーチセンター理事長
えぼした 敬
患者様の治療実績は、累計10,000件以上(2024年7月現在)
国内外の著名な機関でインプラント治療と審美歯科の研鑽を積み、40年以上にわたり高度な歯科治療を提供。
インプラント治療を検討する中で「長期治療・長期保証が大切」という話を聞き、優秀な先生がいても「その先生に万が一のことがあった場合はどうなるのだろう」と、不安に感じている人は多いのではないでしょうか。
インプラント治療と後継者問題について、よくある不安や「オールオン4」治療への影響も交えつつ、芝公園歯科の院長にリアルな見解を聞いたインタビューをお届けします。
<この記事で分かること>
・インプラント治療では、治療後のメンテナンスや保証を見据えた医院選びが重要
・後継者の有無は、長期的な治療体制を確認するうえで一つの判断材料になる
・オールオン4のような高度な治療では、技術や考え方の継承体制も確認しておきたいポイントになる
- インプラント治療でよくある不安「先生がいなくなったらどうなる?」
- インプラントの後継者問題はオールオン4治療にも影響する?
- 芝公園歯科の院長に聞いた「インプラントの後継者問題」に対する見解
- Q1:インプラント治療について相談を受ける中で、どのような不安を患者さまから聞かれますか?
- Q2:「先生がいなくなったらどうするの?」という将来への不安について、正直なお考えを聞かせてください。
- Q3:芝公園歯科が提供しているインプラントの10年保証は、どのような体制で支えているのでしょうか?
- Q4:先生の後を継がれる方、例えばお子さんなどはいらっしゃいますか?
- Q5:後継者となるその方は、芝公園歯科に現在どのように関わっているのでしょうか?
- Q6:もしも先生ご自身に万が一のことがあっても、芝公園歯科のインプラント保証は問題なく継続することが可能でしょうか?
- Q7:オールオン4のように技術が物を言う治療も、後継者となる方に問題なく引き継げると考えていらっしゃいますか?
- Q8:インプラント治療を検討している患者さまに、将来的に治療を引き継ぐ立場として伝えたいことがあればご教示ください。
- インプラントは「10年後も安心できる医院」で
インプラント治療でよくある不安「先生がいなくなったらどうなる?」

インプラント治療は治療費も安くはなく、医院選びにも迷う人が多いでしょう。そんな中で、インプラントについてよくある不安が「インプラントを手掛けている先生が医院から離れたり、亡くなってしまったりしたらどうなるのか」です。
多くの人が抱きがちな不安について、インプラント治療の基本や後継者の有無が大切な理由とともに解説します。
インプラントは長期治療・長期保証が受けられることが必須
歯を失った人が選べる治療の一つ「インプラント」は、外科手術でインプラント体と呼ばれる土台を埋入して「アバットメント」と呼ばれる部品を装着し、その上に上部構造(かぶせ物)を固定する治療です。入れ歯など他の補綴治療に比べて、寿命が長いとされています。
一方で、インプラント周囲炎やインプラント体の脱落・アバットメントや上部構造の破損といった、トラブルのリスクがあるのも事実です。インプラントで歯を取り戻すには、長期的に治療が受けられることが欠かせません。
また、トラブルが起きたときに備えた保証も大切です。一般的にインプラント治療を提供している歯科医院の保証期間は5年〜10年とされています。インプラントがメンテナンス次第で10年以上使える可能性を考えれば、5年では足りないかもしれません。可能な限り保証期間の長い医院を選ぶと、インプラント治療後も長く安心して人工歯を使えます。
先生が高齢だと不安を抱きがち
インプラント治療を検討していて良さそうな医院を見つけても、主に治療を担当している先生が高齢だった場合、長期的な治療や長期保証の持続性について不安を感じるでしょう。
インプラントには長期的な治療体制や長期保証が重要という点を考えれば、その不安は自然です。実際に芝公園歯科でも、先生がいなくなったときに安心して治療を受けられるのかという不安の声を聞くと言います。
「後継者の有無」はインプラント治療の医院選びで重視したいポイント
歯科医院を比較してどこでインプラント治療を受けるか検討している段階なら、後継者の有無に注目しましょう。特に主な執刀医が高齢または別の場所に移る可能性がある場合、インプラントの治療や保証を引き続き提供できる後継者がいるかどうかは、重要な選定ポイントです。
現在の先生がいなくなったとしても、後継者となる医師がインプラントの治療や保証をしっかり引き継いでいれば、問題なく通院を継続できます。
インプラント治療で
不安はありませんか?
芝公園歯科の専任スタッフが丁寧にご説明いたします。
ご不明な点などございましたら、まずはお気軽にご相談ください。
インプラントの後継者問題はオールオン4治療にも影響する?

「オールオン4」は、4本のインプラントで全体の上部構造を支える補綴治療です。全ての歯を失ってしまった人にとっては、全ての歯を1本ずつインプラントで補完するよりも適しています。ただ、オールオン4は通常のインプラントよりさらに後継者問題の影響を受けやすい治療です。
大規模で難しいオールオン4には綿密な引き継ぎが必須
オールオン4治療では、以下の流れで失った歯を取り戻します。
1.カウンセリング・診断:口腔内の状態・既往歴を確認したりCTスキャンで骨の状態をチェックしたりして、オールオン4治療が受けられるかどうかを判断する
2.治療計画の作成と説明:カウンセリング結果を基に、医院側が細密な治療計画を立てて患者に説明する
3.インプラント埋入の手術:仮歯の装着:顎骨に4本のインプラントを埋め込む手術を実施し、必要に応じて仮歯を装着する
4.インプラントと顎骨を結合させる:3か月〜半年ほどかけ、定期的に通院してインプラント体と骨が結合し安定した状態になっているかチェックする
5.上部構造の装着:インプラントと顎骨が十分に結合して安定したら、上部構造(人工歯)を装着する
治療の流れや期間は、その人の状態や医院によって変わります。芝公園歯科では診断当日に治療計画を立て、インプラントの埋入から仮歯の装着まで約半日で完了させますが、それでも大規模な治療であることに違いはありません。
オールオン4は、顎骨の量が少ない場合に骨造成手術が必要となるなど、症例によっては高度な技術と経験が求められる難易度の高い治療です。そのため、医院の代替わりにあたっては、早い段階から後継者を育成し、確かなノウハウを適切に引き継いでいくことが、安定した治療を継続して提供するうえで重要となります。
特に個人の歯科医院においては、オールオン4治療を継続的に提供していくために、後継者への綿密な技術・知識の継承が欠かせません。
オールオン4治療は後継者のいる医院がおすすめ
オールオン4治療を考えているなら、後をしっかり引き継いでくれる後継者がいる医院を選ぶとよいでしょう。現在メインで治療を担当している先生が高齢の場合はもちろん、そうでなくても、事情があって他の医師に医院を任せて離れてしまう、万が一の事態が起こるという可能性もゼロではありません。
後継者が決まっていたり、先生1人ではなく医院全体で治療や保証を提供する体制が整っていたりするところなら、オールオン4のように大規模で難しい治療も安心して任せられるはずです。
東京都でインプラントの治療を検討している方は、インプラント治療専門クリニックの芝公園歯科までお気軽にご相談ください。
他院での治療経験がある方も、セカンドオピニオンとしてご利用いただけます。
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芝公園歯科の院長に聞いた「インプラントの後継者問題」に対する見解

インプラントの後継者問題については、患者側だけでなく治療を提供している歯科医院も重大な問題と受け止めています。とはいえ、医院の経営者や治療を担当する先生に、面と向かって「先生がいなくなったらどうするのか」とは聞きにくいでしょう。
そこで今回、インプラント専門の歯科医院・芝公園歯科の院長に、インプラントの後継者問題について本音のインタビューを行いました。ベテラン歯科医である院長が語るリアルな声は、医院選びを考える上での参考になるはずです。
Q1:インプラント治療について相談を受ける中で、どのような不安を患者さまから聞かれますか?
来院される患者さまが一番気にされるのは、実は価格なんです。
「どのくらい費用がかかるのか」「その金額は適正なのか」「保証はどこまであるのか」といったご質問はよくいただきます。また、「本当に長持ちするのか」「治療期間はどれくらいなのか」といった点を気にされる方も多いですね。
その後によく聞かれるのが、「手術って痛いんですよね?」というご質問です。
ただ、当院ではできるだけメスを使わないフラップレス手術を取り入れていますし、治療前には患者さまの状態を確認したうえで、必要に応じて事前投薬(プレメディケーション)も行っています。
もちろん症例によっては切開が必要になることもありますが、できるだけ腫れや痛みを抑えられるよう準備したうえで治療を行っています。
術後に「痛くて眠れなかった」「腫れてつらかった」と言われることはほとんどありません。
診察の際にこちらから「大丈夫でしたか?」と聞くと、「思ったより平気でした」とおっしゃる患者さまも多いですね。
インプラントは大きな治療ですから、患者さまもさまざまな不安を抱えながら検討されているのだと思います。
Q2:「先生がいなくなったらどうするの?」という将来への不安について、正直なお考えを聞かせてください。
その不安は当然あると思います。
実際に、以前通っていた歯科医院が閉院してしまったり、担当していた先生が辞めてしまったりした経験のある患者さまから、「こちらは大丈夫ですよね」と聞かれることもあります。
インプラント治療は、治療を受けた後も定期的なメンテナンスや経過観察が必要になります。そのため、患者さまが「この医院は将来も大丈夫なのだろうか」「先生が変わったらどうなるのだろうか」と考えるのは自然なことだと思います。
私は、患者さまに安心して治療を受けていただくためには、目の前の治療だけでなく、将来を見据えた診療体制を考えておくことも大切だと思っています。
ですから、「先生がいなくなったらどうするのか」という不安についても、歯科医院として真剣に向き合うべきテーマだと考えています。
Q3:芝公園歯科が提供しているインプラントの10年保証は、どのような体制で支えているのでしょうか?
まず、保証については「全員一律で10年」というわけではありません。
例えば、インプラントを数本治療したとしても、他の歯に大きな問題が残っている場合があります。その場合は保証の考え方も変わってきますので、基本的には患者さまごとに個別で設定しています。
当院では治療を始める前に治療計画書を作成し、保証内容についても書面で明記しています。
どのような材料を使うのか、どのような治療を行うのか、噛み合わせをどう考えているのかなど、一つひとつご説明したうえで資料をお渡ししています。
例えば、こちらがご提案した治療内容をすべて受けていただく場合は最長10年の保証になることもあります。一方で、症例によってはインプラント部分が5年、上部構造が3年というケースもあります。
大切なのは保証年数だけを見ることではありません。
患者さまご自身が治療内容や保証内容を理解し、納得したうえで治療を受けることが大切だと思っています。そのため当院では、治療計画や保証について事前に丁寧にご説明したうえで治療を進めています。
Q4:先生の後を継がれる方、例えばお子さんなどはいらっしゃいますか?
はい。子どもたちはそれぞれ歯科医療の分野で学び、研鑽を積んでいます。
長女は顎口腔外科領域、次女は保存学(歯を残す治療の分野)、長男は顎顔面外科領域と、それぞれ異なる専門分野を専攻しています。
現在もそれぞれが大学院などで専門的な知識や技術を学びながら、科学的根拠に基づいた治療や公的な資格取得に向けて研鑽を続けています。
Q5:後継者となるその方は、芝公園歯科に現在どのように関わっているのでしょうか?
現在、子どもたちはそれぞれの専門分野で研鑽を積んでいますが、その中でも長女は実際に月に1〜2回ほど芝公園歯科の診療に関わっています。現場で診療や症例に触れながら経験を積んでいるところです。
今は別の地域で研鑽を積んでいますが、将来的には東京に拠点を移し、芝公園歯科の診療にもより深く関わっていくことを考えています。
技術面についても着実に経験を重ねており、私自身もその成長には驚かされることがあります。日々の研鑽の積み重ねが、確実に力になっていると感じています。
技術の継承というのは、いざその時になって急にできるものではありません。だからこそ、専門分野で学びながら、少しずつ現場に関わっていくことが大切だと考えています。
Q6:もしも先生ご自身に万が一のことがあっても、芝公園歯科のインプラント保証は問題なく継続することが可能でしょうか?
将来にわたって診療を継続できるよう、現在も技術や知識の継承を進めています。
インプラントの保証やメンテナンスは、担当した歯科医師一人だけで成り立つものではありません。治療方針や治療内容、患者さまのお口の状態をきちんと共有し、次の世代が同じ考え方で診療を引き継げることが大切です。
そのため、将来的に診療を引き継ぐ体制を整えながら、患者さまを継続してサポートできるよう準備を進めています。
ただ、私は「誰が継ぐか」よりも、「技術や治療の考え方がしっかり継承されているか」の方が重要だと考えています。極端な話をすると、家族だから良いというものではありません。もし自分の子どもより優秀な人がいるのであれば、その人に継いでもらった方が患者さまのためになると思っています。
一方で、患者さまからすると、技術の話よりも「家族が後を継ぐ」と聞いた方が安心しやすい部分もあると思います。だからこそ、自分の子どもたちが専門分野で学びながら経験を積み、技術や考え方を受け継いでいくことは大切だと考えています。
患者さまに長く安心して通っていただけるよう、今から将来を見据えた体制づくりを進めています。
Q7:オールオン4のように技術が物を言う治療も、後継者となる方に問題なく引き継げると考えていらっしゃいますか?
オールオン4のような治療も、基礎がしっかりできている人であれば習得は可能だと思います。
実際、うちの子どもたちのように専門分野で学び、基礎が身についているのであれば、専門的に学んでいく中で1年くらいでできるようになると思います。
ただ、その「基礎」を作るまでに10年近くかかるんです。
基礎ができてしまえば難しいことではないのですが、一般的な歯科医院で日常診療を行いながら、その基礎を作るのは簡単ではありません。
また、オールオン4は失敗すると次の選択肢が限られてしまう治療でもあります。骨が少ない方に対して行う治療だからこそ、最初の治療が非常に重要です。
だからこそ私は、オールオン4を行うための技術だけでなく、その土台となる知識や経験をしっかり積み重ねることが大切だと考えています。
Q8:インプラント治療を検討している患者さまに、将来的に治療を引き継ぐ立場として伝えたいことがあればご教示ください。
私たちは、患者さまに長く安心して治療を受けていただけるよう、日々診療を行っています。
ただ、患者さまにお伝えしたいのは、「後継者がいるかどうか」だけではなく、その医院がどのような考え方で治療を行い、将来にわたって患者さまを支えていく体制があるのかを見ていただきたいということです。
インプラントやオールオン4は、治療を受けて終わりではありません。
だからこそ、価格だけを見るのではなく、治療後もきちんとメンテナンスをしてくれるのか、何かあった時にサポートしてくれるのか、長く診療を続けていく体制があるのかを見ていただきたいと思います。
私は、その場の治療だけではなく、患者さまのお口の健康を長く支えていけることが大切だと考えています。
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芝公園歯科の専任スタッフが丁寧にご説明いたします。
ご不明な点などございましたら、まずはお気軽にご相談ください。
インプラントは「10年後も安心できる医院」で

インプラント治療には、長期の治療・保証体制が非常に重要です。先生が高齢だったり、医院から離れたりする可能性があったりする場合、「ここで治療を受けて本当に大丈夫なのだろうか」と不安になるでしょう。ただ、しっかりと治療や保証を引き継いでくれる後継者がいる医院なら、心配はありません。
芝公園歯科では、インタビューで院長が語った通り、医院全体で治療や保証の体制を整えて後継者も育てています。長く安心して使えるインプラントを希望しているなら、ぜひ一度芝公園歯科にご相談ください。
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