インプラントは痛い?手術中・術後の痛みと負担を軽減する選択肢
この記事の監修
歯学博士・国際インプラントリサーチセンター理事長
えぼした 敬
患者様の治療実績は、累計10,000件以上(2024年7月現在)
国内外の著名な機関でインプラント治療と審美歯科の研鑽を積み、40年以上にわたり高度な歯科治療を提供。
失った歯を取り戻すためにインプラント治療を検討していても、痛みに対する恐怖で治療に踏み切れない人もいるのではないでしょうか。ただ、インプラント治療は必ずしも強い痛みが伴う治療ではありません。
手術中の痛みや術後の痛みについて、詳しく知って判断の材料としましょう。痛みを抑えた治療の選択肢や、治療後の生活で痛くならないための対処法も解説します。
<この記事で分かること>
・インプラント治療は手術中の痛みはほとんどなく、術後2日〜3日痛みが続くのが一般的
・芝公園歯科では、術後の痛みも少ないフラップレス治療や無痛治療で負担を軽減
・治療後の痛みは、生活習慣への意識とメンテナンスで予防できる
インプラント治療は痛い?【手術中】

インプラント治療が初めてだと、骨にインプラントを埋め込むイメージから「痛いのではないか」と不安に思うのも自然です。実際に、インプラント治療では痛みを感じるのでしょうか。まず手術中の痛みについて、一般的な傾向を見ていきましょう。
手術中の痛みはほとんどない
インプラント治療では、歯茎をメスで切って顎骨にインプラント体(人工歯根・ネジのようなパーツ)を埋め込む手術を実施するのが一般的です。とはいえ、手術中は局所麻酔によって痛みを感じないように処置されています。感じるのは、麻酔を打つときのチクッとした痛みだけです。
全身麻酔と違って意識は保たれるため、インプラント体を埋入する骨を削る振動や音は気になるかもしれません。ただ痛みに関して言えば、実績のある歯科医院であれば局所麻酔に失敗して手術中に痛むという心配はないと考えられます。
パニックや不安を軽減する選択肢も
インプラント手術で多く採用される局所麻酔を打っても、手術中の意識ははっきりとしている状態です。痛みは感じませんが、骨を削る音や振動ははっきりと認識できる[3.1][4.1]ので、恐怖や不安を覚えてパニックになる人もいるでしょう。
痛みだけでなく振動や音から来るパニックも防ぎたいという場合、「静脈内鎮静法」という選択肢があります。静脈内鎮静法は全身麻酔と違って完全に意識がなくなるわけではなく、うたた寝しているような状態になるのが特徴です。
インプラント治療で
不安はありませんか?
芝公園歯科の専任スタッフが丁寧にご説明いたします。
ご不明な点などございましたら、まずはお気軽にご相談ください。
インプラント治療は痛い?【術後】

インプラントの手術中は、局所麻酔や静脈内鎮静法によって痛みを感じません。では手術が終わった後の痛みはどうでしょうか。インプラント1本を埋入した場合を基準として、一般的な傾向を解説します。
術後2日〜3日は痛む場合が多い
インプラント埋入の手術中は、局所麻酔によって痛みがブロックされている状態です。しかし術後に麻酔が切れると、メスを入れた歯茎の箇所から痛みが出てきます。歯茎を切る一般的な手法の場合、術後に多少の痛みが生じることは覚えておいたほうが良いでしょう。
痛みが持続する期間は、埋入するインプラントが1本なら2日〜3日が目安です。腫れが起こることもあるため、不安を感じたらすぐ手術を受けた医院に連絡することをおすすめします。
鎮痛剤で軽減が可能
インプラント手術の後2日〜3日は痛むと言っても、じっと耐えている必要はありません。処方される鎮痛剤を飲めば、大半のケースでは痛みが治まります。インプラント治療で処方される鎮痛剤の種類は、例えば以下のようなものです。
- ロキソプロフェンナトリウム(商品名:ロキソニン®)
- セレコキシブ(商品名:セレコックス®)
- ジクロフェナクナトリウム(商品名:ボルタレン®)
どのような鎮痛剤が処方されるかは、医院や症例によって異なります。効果や副作用が気になる場合は、担当医に問い合わせましょう。
東京都でインプラントの治療を検討している方は、インプラント治療専門クリニックの芝公園歯科までお気軽にご相談ください。
他院での治療経験がある方も、セカンドオピニオンとしてご利用いただけます。
芝公園歯科のインプラント治療の詳細はこちら
インプラント治療で痛みが気になるケース

インプラント治療は、手術中はほぼ無痛で、目安として術後2日〜3日痛みが続きます。ただ、中には痛みが強い・長引く、術後の処置の痛みが気になるという場合もあります。どのようなケースが該当するのか、考えられる例を見てみましょう。
骨や歯茎の移植をする場合
インプラントの埋入には、十分な顎骨(顎の骨)や歯茎が必要です。顎の骨が痩せていたり歯茎が少なくなっていたりする場合、埋入手術をするために骨や歯茎の移植をしなければなりません。骨の移植は骨形成・骨造成とも言われており、自分の骨を移植する場合は切る場所が2か所になるため、必然的に痛みが強くなります。
歯茎の移植も同様で、埋入する部分以外にも歯茎を切らなければならず、痛みは強めです。自然と術後に痛む期間も長くなるでしょう。骨や歯茎の移植が必要かどうかは、歯科医院でインプラント治療について相談して、診断してもらったときに分かります。
インプラントの本数が多い場合
複数本のインプラントを埋入するケースでも、1本だけの治療に比べて痛みはやや強く、治まるまでの期間も長めになります。理由は手術の範囲が広いためです。
骨や歯茎の移植が必要な場合と同じように、単純に切開する部位が多ければ多いほど痛みの強さや持続性は増します。単独のインプラント治療に比べて、腫れが出る可能性も高いでしょう。鎮痛剤を使えば痛みの軽減が可能ですが、メスを入れる以上、多少は我慢する必要があると考えておくのが賢明です。
麻酔なしで抜糸する場合
インプラント体を埋入する際に切開した歯茎は、埋入後に縫合します。そのため、後日の処置として抜糸しなければなりません。医院によって対応が違いますが、麻酔なしで抜糸する場合はチクチクと痛む可能性があります。
また、抜糸前は歯茎に違和感を覚えるかもしれません。切開した傷跡はどうしても気になるものですが、ほとんどのケースで抜糸すると違和感は軽減するので、できるだけ触らないようにしましょう。下手に触ると痛みの原因となる可能性があります。
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「痛くないインプラント治療」を芝公園歯科で

一般的なインプラント治療では、インプラント体を埋入する手術で歯茎を切開します。そのため手術中こそ痛みはなくても、術後数日間の痛みは避けられません。しかし、芝公園歯科のように「切らない」治療法で患者さまの負担を軽減している医院なら、ほとんど痛くないインプラント治療を実現できる可能性があります。
メスを入れない「フラップレス治療」を採用
インプラント治療には、「フラップレス治療(無切開無痛手術)」という選択肢もあります。当院は患者さまの負担軽減を目標に、フラップレス治療を取り入れながらインプラントの治療実績を積んできました。
メスを使わないため、痛みが少ないのはもちろん、腫れが少なく出血もほとんどありません。 痛みや腫れが気になって治療に踏み切れないという患者さまにとって、無切開でインプラントを埋め込める選択肢があるのは大きなメリットではないでしょうか。
ただし、全ての患者さまに適用できるとは限らないため、症例に応じて最適な判断をしています。自分の場合はフラップレス治療ができるのか気になるという場合は、まずはご相談ください。
局所麻酔と静脈内鎮静法に対応
無切開が適応できない場合は、従来の切開を伴う手術となることがあり、術後に一定程度の痛みや腫れが生じる可能性があります。
芝公園歯科では、インプラントを埋入する場所に局所麻酔するため、痛みはほとんどありません。一方で、全身麻酔ではないので、骨を削る振動を感じたり音が聞こえたりします。
歯科医院が苦手で恐怖心が強い方やインプラントの本数が多い方は、静脈内鎮静法をご選択いただくことも可能です。意識がぼーっとした(うたた寝をしているような)状態で受けることができるため、痛みをほとんど感じないのはもちろん、骨を削る振動や音の不安も感じずに手術を終えることが可能です。
なお、痛みの感じ方や適応には個人差があるため、詳しくはカウンセリング時にご相談ください。
東京都でインプラントの治療を検討している方は、インプラント治療専門クリニックの芝公園歯科までお気軽にご相談ください。
他院での治療経験がある方も、セカンドオピニオンとしてご利用いただけます。
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インプラントの手術後に痛みを極力抑えるには

インプラントは、最終工程である人工歯の装着で終わりという単純な治療ではありません。治療後も、生活習慣や歯の使い方・メンテナンス状況によっては、痛みが出てくる可能性があります。治療を受ける前に、痛みを防止する方法を押さえておくと安心です。
お酒やタバコは極力控える
お酒(アルコール)やタバコは、インプラントと骨の結合を阻んだり傷の回復を遅らせて細菌に感染しやすくしたりする成分を含みます。治療後にインプラントと顎骨がうまく結合しないと接触が不完全になって痛みが出る上、感染すれば炎症が起こって痛みを感じるでしょう。
インプラント体を埋入した後は、できる限り禁酒・禁煙を心がけてください。インプラントと骨が結合しない状態を放置していると、痛みはもちろん、再手術が必要になったり顎骨がダメージを受けて吸収されたりと、さまざまな問題が起こります。
硬い食べ物を避ける
インプラントは、入れ歯と比べて噛む力を取り戻しやすい治療法とされています。とはいえ、術後数日間は硬い食べ物を避けるのが無難です。硬いものは噛むときに強い負担がかかるため、手術部位を傷付けて痛みを誘発する恐れがあります。
酸味や辛みなど刺激が強い味のものも、控えるのがおすすめです。傷跡が刺激されると痛みを感じる上、辛いものは血流を促進するため出血が起こりやすくなります。
日常的なケアと定期検診を欠かさない
インプラントに関連する痛みの原因には、「インプラント周囲炎」もあります。インプラント周囲炎とは、簡単に言うとインプラントの歯周病です。顎骨に定着したインプラントの周囲に細菌性のプラークが侵入し、炎症を起こします。
インプラント周囲炎は、痛みや腫れを引き起こす原因です。これを防ぐには、まず毎日のブラッシングを徹底する必要があります。通常の歯ブラシに加えて、細部まで清掃できるタフトブラシやマウスウォッシュなどを使って丁寧にケアしましょう。
歯科での定期検診も、インプラント周囲炎を含むトラブルを早期に発見するために有効です。決められた検診時期に受診するのはもちろん、違和感があると思ったときには早めに診てもらうことをおすすめします。
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まとめ

インプラント治療は、決して耐えがたい痛みを伴う治療ではありません。手術中は局所麻酔によって痛みが遮断される上、術後の痛みも通常は数日で引いていきます。
ただ、手術中の振動や音に恐怖を感じる、術後もできるだけ痛い思いをしたくないという人は多いでしょう。その場合は、全身麻酔に近い状態になる「静脈内鎮静法」や、メスを入れずにインプラントを埋入する「フラップレス治療」を選ぶのがおすすめです。
芝公園歯科ではフラップレス治療を取り入れており、静脈内鎮静法も選択できます。できるだけ痛みをはじめとした負担が少ない治療を希望しているなら、一度ご相談ください。最新設備による正確なシミュレーションで、受診当日に治療計画を提案することも可能です。
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